総厚0.28mm! 0.2mmコーニング社製ガラス使用 iPhone6(S) / iPhone6(S) Plus用ガラスフィルム 「CF-GCIP6シリーズ」

先日、iPhone6S(iPhone6S Plus)がリリースされた。大きな変更点は3D Touch機能の搭載と、4K動画やLive Photos撮影などのカメラ関係の進化。後は基礎体力の増加といった所だろうか。iPhone5Sのリリース時もそうだったが、マイナーチェンジで大きな変更点はほぼ無かったので、iPhone6から買い替える意味は薄いと分かりながらも、仕事柄、最新iPhoneを全く触らないのも如何なものかと思いiPhone6Sを入手した。まだ多くは使っていないのだが、まずは指紋認証のレスポンスアップが印象的だ。セキュリティ解除はスマートフォンを使用する上で毎回使う機能なので、地味ながら大変ありがたい進化だ。今後XPERIA、GALAXY、NEXUSなども指紋認証機能を搭載してくるが、その中でも成熟度は頭一つ抜けているだろうと思う。ちなみに、長く使うと良さが見えてくるのかもしれないが、新機能3D TOUCHの良さは今一つ分からずだった。Instagramなどの対応アプリケーションを使っていればそのうちにありがたみが出てくるのだろうか。とはいえ全体的な完成度の高さは流石のAPPLEである。閉口する点は前モデルよりも大幅にアップした価格だろうか。

さて、ガラスフィルムに話を移そう。
iPhone6用ガラスフィルムには、数種類のタイプがある。まず最初期にリリースされたiPhone6の画面よりも一回り小さな(端のラウンド部まで覆わない)アウトラインのガラスフィルムだ。このタイプは見た感じも触った感じも違和感が大きかった。また、このタイプは、アウトラインの取り方が難しく、小さければ液晶部を完全に覆い切れないし、大きすぎると端(iPhoneのラウンド部)に浮きが発生してしまう。
次にリリースされたフルカバータイプのガラスフィルムは、浮きが出てしまう液晶部外に純正色と同じホワイトかブラックの化粧(塗装)を施した事で、液晶外に浮きが発生しても見えないという物だ。浮きが隠されて見えない事で、より大きなアウトラインで作る事が可能になった。純正色との差異は若干出てしまうが、見た目は純正とあまり変わらないし、使用感もほとんど変わらない。以前のエントリーにも書いたが、使用のコツとしては、ガラスフィルム単体で使うと液晶ラウンド部に比較的大き目の段差ができるので、ケースと一緒に使う事だ。これでほぼ全面ツライチとなる。

現段階では、iPhone6(S)に最良なガラスフィルムは、ケースと一緒に使う事が前提にはなるが「フルカバータイプ」のガラスフィルムが最良だと筆者は考えていた。ただ、ラウンド部まで覆わない以前の小さいアウトラインのガラスフィルムでも、ガラスの厚みが薄くなれば、置いてある感が少ないというか違和感があまり出ない事は分かっていた。そこで、破損確率を考えて使用できるガラスで最薄と思われる0.2mmのガラスと、最新の薄いシリコン層でガラスフィルムを作ってみると、ガラスフィルムの総厚が0.28mmのガラスフィルムが出来上がった。また、薄いシリコン層を使った事で実際に貼った状態でのガラスの強度(剛性)が上がり、結果、エッジ部の割れに強くなった。このガラスフィルムを貼ると、異物感というか違和感というか、ともかくそういう感覚が少ないのだ。とにかく薄いのでホームボタンを押した時の感触がとても気持ちが良い。
未だiPhone6用ガラスフィルムのベストが無い現状では、好みにもよるが、この仕様のガラスフィルムがフルカバータイプよりもお勧めだと思う。

実は、現在はiPhone6用の完全3D形状のガラスフィルムも製造が可能だ。実際にテストしたがiPhone6の淵のラウンドしているところまでも同形状できっちりと覆うのでルックスは抜群だし、保護性能もガラスフィルムの中ではこれが最高だろう。
ただし、残念ながら弱点もある。まずはコストだ。今はまだお客様に購入していただく価格にする事が不可能なぐらいに製造コストが高い。また、端部まで覆うこの3D形状の為、現存するケース類との相性が非常に悪いのだ。もしケースを付けるのならこのガラスフィルム用に作られたものか、または、数少ないであろう合うケースを探して付けるしかないだろう。
だが検討は続けているので、時期が来たら出来る限り早くリリースしたいと思う。

クロスフォレスト iPhone6(S) / iPhone6(S) Plus用ガラスフィルム 総厚0.28mm! 0.2mmコーニング社製ガラス使用「CF-GCIP6シリーズ」液晶保護フィルム (iPhone6S)