お蔭様で「クロスフォレスト」は3年目を迎える事が出来ました

「クロスフォレスト」ブランドを起ち上げ、2015年5月で3年目に入った。ガラスフィルムの販売を開始した約2年前にはまだ多くなかったガラスフィルムだが、現在は星の数ほどの商品がある。謳い文句も値段もバラバラで、ユーザーとして一体どれを選べば良いのか迷われる方も多いかと思う。お客様からも「他社ガラスフィルムと何が違うの?」という問い合わせを頂く事も少なくない。本当はガラスフィルムの製造過程を一から書きたいのだが、話がかなり長くなってしまうので、そこはまた後日にでも書きたいと思う。

品質の良いガラス、品質の良いシリコン層、などの「素材」の話はここでは置いておいて、「加工工程」の話を少し。ガラスフィルムの製造工程はかなりの工程があるのだが、中でも手間(時間)がかかる工程を2つ程書こう。エッジ部のラウンド加工と表面の撥水撥油加工だ。
薄いといってもやはり厚みのあるガラスフィルムは、ラウンド加工をしていない物は触り心地が大きく劣る。そこで、角を丸くする加工をするのだが、実はこの工程は非常に時間がかかるので、省く事で大きくコストを下げる事が出来る。弊社商品は基本的にほぼ全ての商品にラウンド加工をかけている。(ラウンド加工有り、無しでラインナップしている商品を除く)
次に、撥水撥油加工だが、ただ単純に表面に楽品を塗布する加工でも「撥油加工」である。だがこの加工方法では効果も持続性(耐久性)も低い。ウィンタースポーツ用機材などで滑走面に塗るワックスがあると思うが、単に塗布するタイプの「簡易ワックス」と、アイロンで熱をかけて染み込ませる「ホットワックス」の様な違い、と言うと分かりやすいだろうか。弊社は弊社製品は化学的な処理を施して「ここまで必要無いのでは?」と言う程強く撥水撥油加工をかけている。ヌルヌル感が全然違う。もちろん持続性も高い。だが加工に時間がかかる。時間がかかるというよりは時間をかければかけただけ撥水撥油性能が上がる。(完全比例では無いが)前述の加工と同じくここの工程を省く事で大きくコストを下げる事が出来、安く販売する事が出来るという訳だ。
つまり、品質の良いガラス、シリコン層などの「素材」を採用し、基本性能を高める「加工」をきちんと行い、「品質管理」をきっちり行う。ここが製品コスト、つまり販売金額の違いに出る。

「で、何だ結局自分の商品の宣伝か?」みたいに思われてしまったかもしれない。いやいや、決してそんな事は無くて、弊社以外にも素晴らしいガラスフィルムをリリースされているメーカーはたくさんある。もちろん、弊社も先に言った良質なガラスを扱うメーカー以上の品質の物を、ECでの販売に拘り(余計なコストをかけない)、可能な限り安く提供していこうと思っている。だがその反面、コストの低いガラスフィルムを凄く良いガラスの様に謳い、品質管理も無いに等しいガラスフィルムを販売している業者も多く見受けられる様に思う。正直パッケージやECの謳い文句からこの辺を判断する事は難しい。ただそのようなガラスフィルムを買われて「ガラスフィルムはこんなものか。」とがっかりされることが無い様にと筆者は願う。

さて、昨今のクロスフォレスト商品販売動向は、現在ガラスフィルムだけで約60SKUのラインナップとなっているが、その中でもまだまだiPod touch用ガラスフィルムが強い。Amazonでもかなり長い間「ベストセラー1位」の称号を頂いていて、ロングヒットとなっている。
新商品としては、Canon EOS 5D MARK3 / 5Ds / 5DsR用ガラスフィルムASUS Zenfone2用ガラスフィルムをラインナップに追加している。明日また新商品リリースをアップする予定だが、こちらも併せてご検討頂きたい。
最後になってしまったが、すでにご贔屓にして頂いているお客様に感謝すると共に、これからも永くご愛顧頂けるようお願い申し上げたい。