今回はフォースメディア社から本日(6月21日)リリースされた靴用紫外線除菌脱臭器「シューズセーバー(JF-UVS)」をご紹介しよう。
読者の皆さんは、紫外線で除菌/殺菌する「紫外線除菌器」という物をご存じだろうか。
筆者はこの手の製品の事を知らなかったのだが、調べてみると意外と身近に近しい製品がある事が分かる。
例えば、トイレなどに設置されている風で手を乾かす「エアータオル」などがそうで、エアータオルの中が青く光っているのを見た事はないだろうか。
あれはエアータオルの中に殺菌灯が組み込まれていて、温風+UV(紫外線)でダブルで殺菌、という仕組みだそうだ。
では「シューズセーバー」を実際に使用してみよう。
電源スイッチを数秒長押しすると、ランプ部が青っぽく光り始める。
発光し始めると、微妙な匂いが発生する事に気づく。
これが何の匂いなのかが筆者には良く分からないのだが、この発光が通常の光でない証拠なのだろうか。
ランプ部が光ったら、除菌したい部位に近づける。
電力2Wとパワーは弱いので、かなり近づけないと除菌効果は薄いのだろうか。
本製品の第三者機関による検証結果を見せて頂いたが、近距離で約30秒も照射すれば99%程度の細菌は死滅しているとの結果だった。
本商品の謳い文句通り靴などの除菌用としての使用ももちろんだが、筆者は、本製品をオフィスデスクに置いておいて、気が付いたときにスマートフォン、キーボード、マウス、などの手の触れる機器の除菌をするのも良いのでは無いかと思った。
ちなみに、スマートフォンの画面は、「病原菌が蔓延していて非常に汚い」らしい。
確かに、スマートフォンもキーボードも、常に手で触っていてろくに洗わないのだから、細菌が蔓延するのもうなずける。
または、冬になればインフルエンザや風邪などのウィルスが蔓延し始める。ので、デスク回りなどをこまめに殺菌すれば、風邪の予防になるのでないだろうか。
電池式で電源ケーブルを繋がないで使用できる点も、使用場所に制限が無くて良いと思う。
本製品を実際に使用してみて唯一惜しいと思ったことは、照射した部位がきちんと除菌されたのかを明確に判断する事が出来ない事だ。
例えば、放射線を測るガイガーカウンターの様な、細菌の有無を測る計測機器があれば判断が出来るのだろうが、一般の人が除菌具合を判断するのは難しいだろう。
ただし、紫外線を検知する商品は比較的安価な物も販売されているので、紫外線の照射の有無の確認は可能だ。